サイクリング旅で注意すべきポイント3つ
自分なりのペースで自転車に乗ればよいのです。市場の人込みを避けながら乗り降りしたり、神社で一休みして静かに瞑想に浸ったり、寺の荘厳さに感動したり…。何よりも、たっぷりカロリーを消費するので、毎日気兼ねなくおいしいお弁当や刺身が食べられます。
サイクリングの旅を準備するのは、海外旅行の準備するようなものです。しかし、いくつかの異なる点があることを覚えておきましょう。以下に記したわかりやすい解説ガイドをお読みいただき、自転車の旅の準備を整えましょう。
自分の体力を評価する
サイクリング旅行を予約する前に心しておくべき最も重要な要素の一つは、体調です。日本列島は山がちな地形(国土の3分の2が山)なので、自転車でのアドベンチャーにはある程度の肉体的負担を覚悟しておいてください。また、頂上を目指すためにはそれ相応の体調と体力でなければなりません。
とはいえ、アルプスで自転車に乗るとは訳が違います。多くの自転車道路は平坦なので、ツール・ド・フランスのプロ並みの脚力は必要ありません。日本アルプスに相当する富士山に挑戦するとなれば話は別ですが…。
旅の途中で疲労困憊したり、お尻が痛くなったりしても心配いりません。「イントレピッド」のすべてのガイド付きサイクリング旅行はサポート車が随行するため、しんどくなったらそれに乗り込むことができるのです。
目的地を決める
自転車での観光は、ここ数年でブームが到来しており、自転車道、いわゆる「自転車ルート」の数が増えています。人気の高い自転車観光の場所は、九州、四国、能登半島、北海道、そして急こう配の上り坂にチャレンジしたいなら日本アルプスです。「イントレピッド」のツアーに申し込むと、これらの場所を訪れることができます。また、能登半島では、国際自転車レース「ツール・ド・能登」が毎年9月に開催されます。
超高速の新幹線も非常に多くの本数があり、その優れた交通システムによって遠くでも短時間で移動することができます。自転車を袋に詰めて鉄道に乗ることもできるし、ツアー中は各地点でレンタル自転車が用意されているので、何の心配もいりません。
道路交通規則を理解する
道路交通ルールに従うと、自転車は左側通行です。なお、自転車の飲酒運転は違法で、自転車は歩道を走ることはできません。また、スマホを使用しながら、もしくは傘を差しながらの自転車走行も許されていません。実際のところ、これらの法律はほとんど守られていませんが。自転車を乗る人のほとんどは、車道ではなく歩道を走り、傘を差しながら、そして携帯電話で話しながら走っています。
判断に迷ったときに最も簡単な方法は、プロのガイドにルールを説明してもらい、それに従うことです。ガイドさんはサイクリングに同行しながら、文化的・歴史的スポットについても教えてくれます。また、周囲の人への気遣いから、自転車のベルを鳴らそうとしない人が多いのも要注意です。